InkscapeをIllustrator風のUIにする初期設定

InkscapeをIllustrator風のUIにする初期設定のやり方を教えます。イラストレーターを始める前にインクスケープを扱えるようになりたい人、インクスケープをイラレ風のインターフェースに変えたい人におすすめの内容です。


{tocify} $title={Table of Contents}

Inkscapeの初期設定

まず、Inkscapeをインストールしてください。インストールが完了して起動できたら手順に進みます。

Home→DOWNLOAD→Current Stable Versionから最新版を無料でダウンロード可能です。すでに以前のバージョンをインストール済みの場合は、アンインストールを完了させてから最新版をインストールしてください。

ここではバージョン1.3.2を利用しています{alertInfo}

STEP1：編集→環境設定→インターフェース→テーマを開く

画像で黄色く囲った通りに切り替えます。それぞれ画像のようにテーマを切り替えることで、ダークモードの洗練されたUIに生まれ変わります。

STEP2：インターフェース→ツールバーを開く

スナップコントロールバーを「上級者用」に切り替えます。デフォルトは「簡易設定」になっているはず。デフォルトのままだと、スナップ機能の高度な設定が出来ないので制作の幅が狭まります。必ず「上級者用」に切り替えましょう。

ちなみに、ツールボックスとコントロールバーのアイコンサイズもそれぞれこの画面から変更できます。少し大きめの方が見やすいので125%がおすすめです。

追記(2024年4月)：ツールバーの「選択」にある3つのアイコンを全部選択してください。画像では1つしか選択されていませんが、そのままだと選択ツールが表示されないことに気付いたので！紛らわしくて申し訳ない。

STEP3：入出力→自動保存を開く

「自動保存を有効にする」にチェックを入れてください。デフォルトではチェックが入っていないはず。インクスケープでは重たいファイルを読み込んだり、特定のアイコンを連打するとフリーズまたはクラッシュすることがあります。

自動保存を有効にしておけば長時間の作業が泡にならずに済みます。ちなみに、自動保存先はPC→Windows→ユーザー→ユーザー名のファイルの中です。データ形式はSVGで、ファイル名は「新規ドキュメント..」から始まります。

STEP4：インターフェース→キーボードを開く

キーボードファイルを「Adobe Illustrator」に切り替えます。今後Illustratorを始める予定がある人にはとても便利な機能だと思う。私自身はインクスケープに慣れすぎて利用する予定ないので、デフォルトのまま使い続けます。

これで初期設定は完了です！お疲れさまでした。

最後に｜インクスケープのチュートリアル動画

以上、InkscapeをIllustrator風のUIにする初期設定のやり方を説明しました。

手順通りにできていれば上の画像のようなインターフェースになっているはずです。インクスケープはオープンソースなのに設定項目がすごく充実していて素晴らしいです。

イラレに課金するのに抵抗がある人はぜひインクスケープを活用してください。私のYouTubeチャンネルではチュートリアル動画を載せているので実践的に練習できます。興味があればチャンネル登録してもらえると嬉しいです！

最後までお読みいただきありがとうございました。