日本語の極細フォントを厳選〈Thinがあるゴシック体〉


日本語の極細フォントをAdobe Fontsから厳選しました。とにかく細いフォントを利用したい人、現代的・先進的・近未来的なビジュアルを制作したい人、ヘッダーやバナーに細い字でキャッチコピーを入れたい人などにおすすめの内容です。


{tocify} $title={Table of Contents}


極細フォントの予備知識


最初に、極細フォントの基本情報について知ってほしいことをまとめます。予備知識として押さえておくと、デザインする際に役に立つはず。


極細フォントのウェイトはThin

線の太さ加減を表すウェイト。Light→Regular→Medium→Boldといった順に線が太いことを意味します。極細フォントの場合は、ExtraLightよりもさらに細い「Thin」です。


明朝体に極細フォントはない

この記事を書くにあたって、極細フォントを色々調べてみましたが、基本的に明朝体に極細フォントはないと思ってください。というのも、明朝体にはウロコ(三角の山)があるからです。

Made with Adobe Express

ウロコがある以上、線が細すぎると字体がアンバランスになってしまいます。なので、ウェイトでThinがあるのはゴシック体またはデザイン書体のみということになります。

デザイン書体とは、明朝・ゴシック・丸ゴシックといった、どの書体にも属さない個性的なデザインの書体を意味します。詳しくはAdobe公式ブログをチェック。


既存の文字を細くはできない

既存の文字を太くすることは、いくらでも出来ます。グラフィックソフトで「縁取り」をすればいいだけですから。それに対して、既存の文字を細くするのは現状できません。

なので、細い文字を使いたいならThinがあるフォントを選ぶしかないということ。まあ、そのうち"書体生成AI"みたいな機能が登場して、既存にないフォントを生み出せるようになったら話は別ですけど。



極細フォント8選


それでは、早速厳選した極細フォントを一挙載せます。リンク先はAdobe Fontsなのですべて商用利用可です。初めて利用する人向けに以下の記事で解説しているのでご参照ください。


リンク先の「サンプルテキスト」と示された入力欄から試し打ちできます{alertSuccess}


トガリテ


トガリテは、Thinを含む計7つのウェイトを持つ極細フォントです。よく見ると、文字の端が尖っているのが特徴です。漢字とひらがなのバランスがとても良いので、キャッチコピーに最適です。


M Plus Rounded 2p


M+ Rounded 2pは、Thinを含む計7つのウェイトを持つ極細フォントです。M+シリーズはデザイナーの間では定番ですね。私も姉妹サイトの方でWebフォントとして利用しています。


Murecho


Murechoは、Thinを含む計9つのウェイトを持つ極細フォントです。このフォントはトガリテによく似ていますが、トガリテの方が文字が垂直になので、より無機質な雰囲気ですね。ひらがな「れ」と「お」を見比べてみてください。


いろは角クラシック


いろは角クラシックは、ExtraLightがThin並みに細いので紹介することにしました。一応、極細フォントかな。ひらがなとカタカナのみ手書き風になっています。


AB Anzu R


AB Anzu Rは、1つのウェイトで成り立つ極細フォントです。見るからにデザイン書体ですよね。素朴でユニークな字体が特徴的。字間をしっかり空けるのが◎。


AB Aotama


AB Aotamaは、1つのウェイトで成り立つ極細フォントです。これももちろんデザイン書体。見る人に読ませたいなんて思ってたら扱えない、とても造形的なフォント。


IBM Plex Sans JP


IBM Plex Sans JPは、米国大手のテクノロジー企業IBM社によって公開されたフォント。Thinを含む計8つのウェイトを持ちます。絶妙にクセがなく、親しみやすさがありながら、かわいすぎない字体が秀逸です。最高の企業向けフォントだと思う。


砧 芯 StdN


砧 芯 StdNは、極細フォントの帝王です。この世に存在する日本語の極細フォントの中で最も細いと言っていいと思います。ウェイトは全部で5つ。ちなみに、画像で使ったのは2番目に細い48K。

1番細い150Kは細すぎてぱっと見で認識できないレベル。リアルに髪の毛よりも細い線だと思う。このフォントがどんな風に制作されたのか気になりますね。いずれしても立派な職人技!



最後に


以上、日本語の極細フォントを厳選しました。

今回サンプル画像に使った言葉「流行なんて、文字どおり流れていく」は岡本太郎さんによる名言です。太陽の塔の生みの親。

アーティストの生き様を力強い言葉で語ったベストセラー本『自分の中に毒を持て』、興味があればチェックしてみてください。

Natchan

ゲームが好きなグラフィックデザイナー。複数のサイトを運営中。子どもの頃からPCゲームで遊んでました。1番最初に遊んだのはSecond Life。デザインとは飽きない程度に関わっていくつもり。詳しくはこちら

コメントを投稿

当サイトは広告を掲載しています