Adobe Content Authenticityの使い方を教える


Adobe Content Authenticityの使い方を、実際に使ってみたレビューと一緒に解説します。自身がWeb上に載せた作品を生成AIに学習させたくない人におすすめの内容です。


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Adobe Content Authenticityとは?


2025年4月にリリースされた「Adobe Content Authenticity(アドビ・コンテンツ・オーセンティシティ)」は、イラストなどの画像データに帰属情報を埋め込める無料ツールです。

つまり、自身の作品に「見えない透かし」を付与できるんです。著作者自身が作ったことを証明できるので、作品が第三者に不正利用されるリスクを減らせます。

アナログ作品にサインを入れるみたいに、製作者のSNSアカウントをクレジットとして作品に紐づけることができるからです。

このツールを利用する最大のメリットは、画像生成AIに学習されることを防げること!実際に使ってみたので、どのような仕組みなのかお見せします。

参考リンク:
アドビ、クリエイターの帰属情報を保護する「Adobe Content Authenticity」webアプリをパブリックベータ版として公開


Adobe Content Authenticityの使い方


Adobeの新規アカウントは公式ページから作成できます{alertInfo}


STEP1:画像をアップロード


Adobe Content Authenticityを開いたら「Get Started」ボタンを押します。設定画面になるので、右側のエリアに作品をドラッグアンドドロップでアップロードしてください。

データ形式はJPGまたはPNGで、ファイルサイズは1つにつき20MBまで対応します。


STEP2:SNSを紐づけ


「Verified name」はLinkedInユーザー向けです。本名を知られたくない人はスルーしてください。私はLinkedInユーザーじゃないので無視しました。

「Social media accounts」の項目から「Connect」ボタンを押して各SNSに連携します。現状、Xやインスタグラム含めて4つですね。

連携完了したら、右下の適用ボタンを押して進みます。


STEP3:チェックを入れて適用


参考画像で示した3つの項目にチェックを入れて、適用ボタンを押します。


STEP4:ダウンロード&インストール


ダウンロードボタンをクリックして完了です。その後、拡張機能のダウンロードを促すポップアップが開くと思うので、こちらの拡張機能をインストールしてください。


STEP5:Xで確認

via X

STEP4でダウンロードした画像を試しにXにアップロードしてみてください。載せた画像の左上にアイコンが表示され、それをクリックすると帰属情報がポップアップで表示されます。

全画面モードにしているとポップアップは出ません{alertWarning}

ちなみに、拡張機能をインストールしていなければこのアイコンは表示されません。


ポップアップ内の「Inspect」ボタンを押すと、上の画面が開きます。登録日・ファイル名・著作者のSNSアカウントが開示されます。


STEP6:画像生成AIで確認


無料の画像生成AI「Adobe Firefly」を開きます。「テキストから画像生成」機能を使ってテストします。サイドバー「構成」→「参照」→「画像をアップロード」をクリックすると..


警告メッセージが表示されてアップロードできませんでした。ちゃんとツールが機能していることが確認できて安心しました。


最後に|ACAの欠点


以上、Adobe Content Authenticityの使い方をレビューを交えながら解説しました。

このツールの欠点は、Firefly以外の画像生成AIでは機能しないことです。Canva AIで試してみたら普通にアップロードできてしまいました。

それでも、クリエイターが自身の作品であることを証明できる「コンテンツクレデンシャル」と呼ばれるシステム自体は、画像生成AIが普及した今の時代に必要だと思います。

そのうちすべての画像生成AIで機能してくれたら嬉しいですよね!自身の作品を保護するために、イラストレーターの方はぜひ活用してください。

最後までお読みいただきありがとうございました。



Natchan

ゲームが好きなグラフィックデザイナー。複数のサイトを運営中。子どもの頃からPCゲームで遊んでました。1番最初に遊んだのはSecond Life。デザインとは飽きない程度に関わっていくつもり。詳しくはこちら

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