※この記事の内容は2025年5月時点の情報です
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Illustratorの方が有利
結論を先に言うと、クライアントワークならイラストレーターの方が有利です。理由は、企業はインクスケープではなくイラストレーターを使うからです。
イラストレーターは、デザイン・印刷業界での標準ツールです。印刷所やクライアントとのデータのやり取りにおいて、AIやPDF出力の互換性があるので安心です。
Illustratorの方が有利な理由
- ベクター形式のAIデータで保存できる
- 印刷用の入稿データを作成できる
- 3Dエフェクトの機能が優れている
- カスタマーサポートに頼れる
1番の理由は、AIデータを保存できることです。顧客に納品する際、元データはAI形式で求められることがほとんどだからです。
インクスケープでもAIデータで保存する方法は、少々荒いやり方ですがあります。互換性の問題が起きる可能性がゼロではないので顧客業務ではおすすめしません。
2つ目の理由は、イラストレーターであれば印刷用の入稿データを問題なく作成できるからです。入稿データは主にPDF・AI・PSD・JPGのいずれかです。
インクスケープはPDFで保存の場合、細かく設定できるので入稿データの作成に対応できます。ただし、JPGでの出力は解像度を設定できません。
印刷物の推奨解像度は350dpiです{alertInfo}
それでも以前はJPGさえエクスポートできなかったので、インクスケープもアップデートの度に進化はしています。そのうちGIFの保存にも対応してほしいところ。
3つ目の理由は、イラストレーターは3Dエフェクトの機能が優れているからです。フラットデザインだけでなく3Dイラストも作れるデザイナーの方が強いですよね。
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| via bing |
4つ目の理由は、何か問題が起きたときにカスタマーサポートに問い合わせできることです。まあ有料なので当たり前なのですが、頼れる存在がいるのは心強いですよね。
インクスケープで制作中にトラブルが起きた場合は、非公式のフォーラムに質問を投げかけるしかないですね..良い回答がもらえるかもわかりません。
参考リンク:
Illustratoでの3Dグラフィックの作成-Adobe公式
Inkscapeの弱点
インクスケープを使ったことない人に伝えておきたいのが最大の弱点!
それは、容量の重いデータを開くとクラッシュすることです。例えば約10MBサイズのEPSをインポートすると、高確率でフリーズ→クラッシュします。
それと、パスの数が多いデータを読み込む際もフリーズする可能性が高いです。これはPCの性能に関係なく起こります。
Ctrl+Sでこまめにセーブするクセをつけた方がいいです{alertWarning}
最後に|プロになるならIllustrator
以上、顧客業務でインクスケープはイラストレーターの代わりになるかについて語りました。
SNSを見てると、たくさんの企業から受注できているグラフィックデザイナーはほぼ全員イラストレーターを利用しています。
「駆け出しの頃はインクスケープでOK」と言いたいところですが、実際4年近くインクスケープを使ってきた筆者は、イラストレーターの使い方を学びなおすのに気乗りしませんでした。
私はデザイナーとしてクライアントワークをもうやっていないのでインクスケープで済ませてますが、人に依頼されて制作するなら最初からイラストレーターを学んだ方が後々後悔しません。
グラフィックデザイナーになりたい人の参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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