個人がサブスクリプションサービスを無料で始められるプラットフォームを4つ厳選しました。月額課金制のファンクラブ/オンラインサロン/サークル/コミュニティを運営したいという個人におすすめの内容です。独自のサイトで有料会員を募りたいというインフルエンサー等向けに書きました。
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サブスクビジネス向け無料プラットフォーム4選
個人や中小企業がサブスクビジネスを始めるのに最適なプラットフォームは下記の4つです。すべて無料でアカウントが作成できて、それなりに名が知られたサービスのみを厳選。
✔ note
✔ LITEVIEW
✔ Square
すべて無料で使えるWebサービスなので、お金をかけずに月額課金制のコミュニティを立ち上げたい人におすすめです。世の中にはサブスクビジネスを導入できるサービスが多々ありますが、大手企業が運営しているかつ無料で始められるプラットフォームは限られています。
紹介するプラットフォームは無料で利用できる代わりに、売上ごとに手数料が引かれます。1つ1つ解説していく前に、4つのプラットフォームの手数料を表にしました。各手数料について詳しくはこれから解説していきます。
※手数料は2022年11月時点の情報
※BASEはコミュニティAppのサービス利用料を記載
すべて無料で使えるWebサービスなので、お金をかけずに月額課金制のコミュニティを立ち上げたい人におすすめです。世の中にはサブスクビジネスを導入できるサービスが多々ありますが、大手企業が運営しているかつ無料で始められるプラットフォームは限られています。
手数料を比較
紹介するプラットフォームは無料で利用できる代わりに、売上ごとに手数料が引かれます。1つ1つ解説していく前に、4つのプラットフォームの手数料を表にしました。各手数料について詳しくはこれから解説していきます。
※手数料は2022年11月時点の情報
※BASEはコミュニティAppのサービス利用料を記載
BASEの手数料
コミュニティapp利用料:5%
決済手数料:3.6%+40円
振込手数料:一律250円
振込事務手数料:500円
BASEのメリット:
・機能が充実している
・テンプレートが多い
・確定申告時が楽にできる
BASEのデメリット:
・振込手数料が高い・ブログ機能が弱い
BASEのメリットは好きなテンプレートを購入すれば時間をかけずにお洒落なオンラインストアが作れて、無料で色んな機能を追加できるところです。
また、会計ソフトfreeeと連携できるので、売上履歴が自動でfreeeの帳簿に記載されます。確定申告の時に楽なのはメリット大きいです。
一方、デメリットは振込手数料の高さです。振込手数料(一律250円)とは別に振込事務手数料が500円かかるというのが欠点です。振込申請額が2万円以上の場合は振込事務手数料のみ無料。
今までは2万円以下のときに振込手数料が500円かかるシステムだったはずですが、知らぬ間に追加で一律250円かかる仕様になってますね..。他手数料を差し引いた売上金が2万以下だと振込申請時に計750円の手数料を取られます。
公式サイト:BASE
note
noteの手数料
プラットフォーム利用料:10%
※定期購読マガジンのみ20%
決済手数料:
クレカ5%, 携帯キャリア15%, PayPal7%
振込手数料:270円
noteのメリット:
・執筆に特化している
・知名度が高いから安心
・運営に紹介されやすい
noteのデメリット:
・全体的に手数料が高い
・垢BANリスクがある
noteのメリットは知名度が高いのでユーザーが安心して課金できることです。また、note自体が1つのコミュニティになっているので、公式が運営するメルマガやツイッターでメンバーシップが運よく紹介されれば集客になります。
一方、デメリットは圧倒的な手数料の高さです。プラットフォーム利用料が驚異の10%、Webマガジンを定期購読にすると20%ですから笑えません。また、本来PayPalの決済手数料は3%程度なのにnoteでは7%取られるのは上乗せしすぎかなと。
noteで記事書いたら1時間で垢バンされた。垢バン界のアイルトン・セナと呼んでほしい。#クソが
— Isamu | SEO (@affirisktime) May 22, 2020
そして、一時期note運営が予告なくアカウントを次々と停止していたことがツイッターで話題になっていました。規制や垢BANが怖い人にはおすすめしません。
公式サイト:note
LITEVIEW
LITEVIEWの手数料
サービス利用料:0円
※フリープランの場合
決済手数料:3.6%程度
振込手数料:不明
LITEVIEWのメリット:
・アプリも作れる
・動画&音声配信に強い
・手数料がほぼ取られない
LITEVIEWのデメリット:
・有料会員数100人が上限
・完全無料利用は難しい
LITEVIEWのメリットはノンデザイナーでも生配信ができるアプリが作れることです。Webサイトが簡単に制作できるサービスは多々ありますが、動画配信に特化したサイトやアプリが作れるサービスは貴重です。
YouTubeやTwitch以外に独自のサイトで実況したい人、個人でラジオをやりたい人、オンライン授業を提供したい人などにおすすめです。もちろんブログ記事や掲示板などのコンテンツも発信できます。
一方、デメリットは有料会員数が100人までと上限があることです。大規模なファンクラブを作りたい人には向きません。数十人規模でのコミュニティを運営したい人向けです。
また、クラウドストレージが5GB無料でもらえますが、容量を50GBまで増やすにはLITEVIEWクラウド利用料金として月額500円(税込)かかるので完全無料で運営するのは難しいです。
公式サイト:LITEVIEW
Square
Squareの手数料
サービス利用料:0円
決済手数料:3.6%
※JCBのみ3.95%
振込手数料:0円
Squareのメリット:
・決済リンクが作れる
・複数人で運営できる
・手数料がほぼ取られない
Squareのデメリット:
・テンプレートが微妙
・機能がまだまだ少ない
Squareの最大のメリットは手数料がほぼかからないことです。サービス利用料がないどころか振込手数料さえ無料です。かかるのは決済手数料のみ。クリエイターにめちゃくちゃ良心的です。
そして、他社と違うのが毎月自動で指定した額を課金できる決済リンクが作れることです。ウェブサイトを持たなくても今すぐにでもサブスクビジネスを開始できます。インスタのDMやメール内にリンクを貼り付ければ有料会員を集められるからです。
デメリットはオンラインストアのテンプレートがシンプルすぎることです。また、クラファンや掲示板のような機能はあるもののコミュニティ向けの機能が少ないです。自動継続課金用のリンクだけ作って、別のプラットフォームで運営するというのもありです。
公式サイト:Square
最後に|プラットフォーム選びの大切さ
長期で運営していくには最初のプラットフォーム選びを間違えないことが大切です。「自身のコンテンツに合ったサイトが作れるか」「手数料が極力かからないか」を基準にプラットフォームを選んでもらえればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございました。