プロ向け有料の画像編集アプリ4つを比較し、メリットデメリットについて説明します。比較する4つのアプリはどれも大手が開発し、特に多くのユーザーを持つアプリです。ブログや動画用のサムネイル画像、SNSに投稿する動画やアニメーションなどをスマホで作りたいというクリエイターにおすすめの内容です。
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有料画像編集アプリを比較
有料画像編集アプリを比較します。有料とはいっていますが、インストール自体はすべて無料で可能です。無料版だと機能が限られすぎて不便なのが多いので、課金前提で使えるクリエイター向けアプリに絞っています。どれも大手企業が運営するアプリなのでスマホとPCの両対応。
保存オプションとは自身が作ったデザインを保存する際に設定できる項目のことです。アプリを評価する上で保存データの設定の有無を1つの基準にしています。
Lightroom
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フィルター加工のレベルが高い |
機能数はそれほど多くはないものの、1つ1つの機能の質がとても高いです。画像1枚明るくするだけでも他のアプリでは出来ない、均一かつ自然な加工に仕上がります。世界中のカメラマンやデザイナーに使われるだけあります。
📌 メリット
● フィルター加工の質が高い
● プリセットがWEBで無料DL可● 保存オプションあり
● 不具合がほぼない
● 不具合がほぼない
● iPad版もあり
※プリセット=Lightroom特有の入出力できるフィルター加工データ
※プリセット=Lightroom特有の入出力できるフィルター加工データ
📌 デメリット
● テキスト入力出来ない● PNGで保存できない
📌 料金
1,078円/月(フォトプラン)
無料体験期間:7日Adobe Express
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テンプレートとフォントが高品質 |
Adobe Expressは、テンプレートを基に実務で使えるデザインが作れるAdobe Creative Cloud Expressのスマホ版です。ロゴ、ヘッダー、印刷物、SNSのヘッダーまで幅広くお洒落なテンプレートが用意されています。
最大のメリットはAdobe Fontsが使えることです。Adobe Fontsは大企業のロゴにも使われるような高品質の日本語フォントが多々あります。商用利用に最適のアプリです。
📌 メリット
● Adobe Fontsが使える
● アニメーションあり
● 高品質なフリー素材
● 100GBのクラウドストレージ
● iPad版もあり
📌 デメリット
● たまにエラーで読み込めない
● PNGで保存できない
● 保存オプションなし
📌 料金
1,078円/月
無料体験期間:30日
Canva Pro
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ポップな海外風のテンプレートと素材が多め |

最大の特徴は素材数の多さです。ただ、どの素材もポップでかわいい雰囲気の素材が多いです。日本語フォントも少しクセがあるものが多く、コーポレート感は出しにくい。
📌 メリット
● テンプレートが豊富
● アニメーションあり
● 短い動画の編集も可
● 背景を一瞬で除去
● 100GBのクラウドストレージ
● iPad版もあり
📌 デメリット
● 素材が海外っぽい
● たまにエラーで開かない
● フィルターの質が低め
📌 料金
1,500円/月、12,000円/年
無料体験期間:30日
PicsArt
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個性的なグラフィック素材が充実 |
最大の特徴は個性的なグラフィック素材(※ステッカーと呼ばれる)にあります。Fortnite、イカゲーム、サンリオまで何でも既存のゲームやキャラクターのスタンプが手に入ります。
📌 メリット
● ステッカーが無限
● アニメーションあり
● 短い動画の編集も可
● 背景を一瞬で除去
● ペイントツールあり
● iPad版もあり
📌 デメリット
● 素材が海外っぽい
● 日本語フォントが少ない
● 保存オプションなし
📌 料金
850円/月、5,100円/年
無料体験期間:3日(月契約)、7日(年契約)
※年契約だと月額が実質425円特におすすめな画像編集アプリ
Lightroomのフィルターの質は圧倒的です。他アプリにはない高精度な加工ができて仕上がりは目に見えて違います。ただ、Lightroomだけでは機能が足りないのでPicsArtで補う形が使い勝手が良いです。
PicsArtは他のアプリにはない素材があり、アプリ内コミュニティで他クリエイターのテンプレートをそのまま利用できたりするので制作が速いです。また、ペイントツールがあるのでお絵かき向けのタッチペンを使えば、オリジナルのデザインが描けます。
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