ブログデザインに時間と金をかけてないでさっさと更新しろって話



おしゃれなブログデザインにするために時間とお金をかけすぎてしまっている初心者ブロガーに向けた記事です。シンプルで見やすい有料テーマを存分にカスタマイズしたい、ブログを始めたいけどどのテンプレートを参考にすればいいかわからないという人におすすめの内容です。

Wordpressの人気テーマSwellについて思うこととコスパ良い有料テーマの紹介もしています。


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ブログデザインは重要ではない



当サイトの読者様の中にもブログを作りたいと思う方いるかもと思い、めずらしくブロガー向けの記事を書くことにしました。サイト運営歴4年以上の筆者がいつも感じていることです。


それは、ブログデザインは重要ではないということ。


"ブログデザイン"と検索するとブログデザインの重要性を語った記事が多く出てきます。その中から特に気に障った文章をいくつか引用します。


読者の目に飛び込む第一印象が良くないと、どんなに素晴らしい記事を書いたところで読む前にサイトから離脱されてしまいます


ブログのデザインは記事の本文よりも重要です


...もうね、嘘に近いですよ。大嘘とまでは言いませんよ、あまりに失礼なので。ただ、口が悪くて申し訳ないですがブログのデザインが記事の本文より重要だなんてありえないです。これは強く反論したい。

なぜそう言い切れるのか、文章で説明するよりも実際に見せた方が早いので実例を見せます。以下で実例として載せるブログはすべて個人の方が運営しています。※2023年1月時点のデータ



| 実例その1

メニューバーがちょっと見づらい


サイト名:D3watch
記事内容:Overwatch2の海外情報
月間PV:約110万
開設:2000年



| 実例その2

問い合わせフォームなし


サイト名:ゲームメモ
記事内容:Switchのゲーム関連情報
月間PV:約60万
開設:2012年



| 実例その3

トップに戻るボタンなし


サイト名:kentworld
記事内容:家庭用ゲームのレビュー
月間PV:約11万
開設:2001年


上に載せた3つの個人ブログのデザインはどれも決しておしゃれではないですが、長年とても多くの人に読まれています。特にD3watchとゲームメモは個人ブログの規模ではないですよね、ものすごく力のあるメディアです。※月間PVはSimilarWebを使って調べました

私がゲーマーなのでゲームブログばかり載せましたが、ジャンルにかかわらず多くの人に読まれることとブログデザインの良さは全然比例しないんです。3つの実例を見れば明らかです。

いちいち挙げたらキリがないですが、筆者はよく海外の個人ブログなんかも読み漁ったりしています。初めて訪問するブログのPVは必ずチェックしているんですが、読みづらいのに月間50万PV超えてるブログとか結構見かけます。

つまり、ブログデザインがおしゃれじゃなくても面白い文章を書いていれば勝手に読者が付いてくるものです。読者が付けば収益も上がります。そして、いくらおしゃれなブログデザインでも更新頻度が低くて、ありふれた内容の記事ばかりでは多くの人に読まれません。


なので、文章こそがブログの本質です。筆者はデザイナーなのにこんなこと言うのもおかしな話ですが、サイト運営においてブログデザインは重要じゃないので労力をかけるのは時間の無駄なんです。




SWELLの正体




数あるWordpressの有料テーマの中で特に人気なのがSwellです。ツイッターを見ると、気が狂ったようにSwellを勧めている人が多くいるのでかなり知名度が高いテーマだと思います。誰が見ても美しいデザインなので人気が高いのには納得です。

ただ、きれいすぎるデザインは副作用が強いです。そのきれいなブログデザインに見合ったロゴ、サムネイル、記事デザインに統一しなきゃ気が済まなくなって執筆どころじゃなくなるという..





少し前ですが私もSwellの購入を検討していました。そこで、ツイッターでSwellを激推ししている人たちのプロフィールからブログを次々と見ていったら、ほとんどの人が100記事未満もしくは運営歴2年以内に更新やめちゃっているんですよ。あんなに"ブログ楽しい!"言ってたのに。

これ何が起きているのかというと、初期費用にお金をかけすぎて記事を書いても書いても回収できずにブログへの熱が冷めて更新できなくなるんですね。Swellの料金って安くないからアドセンスの収益だけじゃ元が取れないのに。

そういう意味でSwellというかブログの収益に対して見合っていないほど高い有料テーマはおすすめ出来ないです。ブログのカスタマイズがいくら楽しくても、赤字の状態で記事更新し続けられるほど意志が強い人はあまりいないからです。



コスパの良い有料テーマ



Wordpressは無料テーマで十分だと筆者は思いますが、それでも無料テーマは機能が限られるのと利用者が多いので他サイトとデザインが被りやすいです。

そこで、スタイリッシュで機能的なのに価格が安い有料テーマを海外の大手デザインストアenvato marketから3つ厳選しました。どれもすごく見やすくて洗練されているデザインです。



Mura


フッターが特にきれい


Muraはレイアウトが充実したクリーンな印象のWordpressテーマ。15個のテンプレートが用意されているので1クリックで好みのデザインを実装することが出来ます。この価格でダークモード対応なのが最高です。


デモサイトをみる



Katen




Katenは機能的なのに無駄がない先進的なデザインが特徴のWordpressテーマ。人気記事と最新記事がタブで切り替えられるという、スペースの無駄のなさが素敵です。Instagramフィードの埋め込み、ダークモード対応。


デモサイトをみる



Maktub


個人ブログらしい親しみやすさ


Maktubは個人ブログ王道のレイアウトがそろったWordpressテーマ。温かみのあるデザインが特徴的。検索バーが全面表示なのが使いやすくて良いです。


デモサイトをみる



海外の有料テーマを見てみると、レイアウトがいくつも用意されている上にダークモードにも対応していて高機能で本当にコスパ良いです。1クリックで実装したら日本語フォントに変更すればいいだけなのでカスタマイズが素早く済むのもメリット高い。

国内の有料テーマの相場は12,000円前後ですが、海外はその半分か3分の1程度です。これはあまり知られてないことなので、この記事が安くて良いテーマに出会えるきっかけになれば嬉しいです。




最後に|書き続けた者が生き残る




以上、ブログデザインに時間と金をかけてないでさっさと更新しろって話をしました。

改めて言うと、読者はサイトのデザイン性よりも記事内容を重視します。「サムネイルやデザインがおしゃれだからまたあのブログ見たいな」と思う読者はいません。

SEOの面からも、どんなに良い記事を書いたとして運よく一時的に検索上位に表示されても新しい記事が追加されないブログは失速が早いのは筆者も実感しています。

書くことがなくても短い記事でいいからとにかく書き続けることがとても大切です。そして、これが出来る人は少ないです。まずは記事を投稿してから、外観は少しづつ調整していくスタイルで十分です。

カスタマイズに時間をかけるよりも記事の構成に時間をかけたほうがずっとサイトの成長につながるからです。なので、この記事のサムネにもあるように"Go up and never stop"をコンセプトにお互い上がっていきましょう。書き続けた者だけが生き残ります。


最後までお読みいただきありがとうございました。ブログ初心者には下記の書籍がおすすめです。


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Natchan

ゲームが好きなグラフィックデザイナー。複数のサイトを運営中。子どもの頃からPCゲームで遊んでました。1番最初に遊んだのはSecond Life。デザインとは飽きない程度に関わっていくつもり。詳しくはこちら

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