YouTubeパートナープログラムの収益化条件が日本を除く各国で緩和されている中、それに伴う影響とクリエイターが生き残るためにできる対策と戦略について語ります。論文みたいな真面目なタイトルにしていますが、単なるゆるいコラムです。
引退を考えているYouTuber、これからYouTubeを始めたいという人向けの内容です。
{tocify} $title={Table of Contents}
{tocify} $title={Table of Contents}
無料配布中！当サイトの運営者Natchanが制作したフリー素材を『イラストAC』にて無料でDLできちゃいます( ^o^)⊃―☆{codeBox}
YouTube収益化条件の緩和による影響
2023年6月、YouTubeパートナープログラムの収益化条件が変更されることが発表されました。変更内容についてはこちらの記事で確認できますが、変更後の条件はざっと以下のようになります。
- チャンネル登録者500人
- 総再生時間3,000時間
- ショートの視聴回数300万回
- 直近3か月間の投稿数3回
現時点では日本は対象外ですが、すでに欧米と台湾や韓国で適用されているので遅かれ早かれ日本でも適用されると思います。てか、なんで日本だけ後回しなんだろ...。
これについて、収益化条件が"大幅"緩和と言われていますが、YouTubeやってる身としては実際そこまで緩和されていないなと感じます。というのも、YouTube収益化条件の中で最もきついのが総再生時間なんですね。
あくまで私のチャンネルの場合ですが、定期的に動画を上げていれば勝手に登録者は増えていきますが、総再生時間も同じように伸びるかというと決してそうではないんです。なので過去1年間における総再生が3000時間という条件は全然やさしくない！
これについて、収益化条件が"大幅"緩和と言われていますが、YouTubeやってる身としては実際そこまで緩和されていないなと感じます。というのも、YouTube収益化条件の中で最もきついのが総再生時間なんですね。
あくまで私のチャンネルの場合ですが、定期的に動画を上げていれば勝手に登録者は増えていきますが、総再生時間も同じように伸びるかというと決してそうではないんです。なので過去1年間における総再生が3000時間という条件は全然やさしくない！
収益化の面を考えるとYouTubeでは視聴回数よりも再生時間を伸ばすことが重要です{alertInfo}
とはいえ、大人気YouTuberコジコジさんがこちらの動画でおっしゃる通り、今後YouTubeに参戦する人が増える分、広告単価はますます上がらず、その結果、制作費にコストをかけられないことで比較的クオリティが低いコンテンツが蔓延していくと思われます。
YouTubeに限らず、アドセンスの広告単価がここ2年程下がりっぱなしだから、2021年6月から収益化していないチャンネルにも広告を表示すると発表されたとき、終わりが近い予感はしてたけどね。Googleが以前より羽振り悪くなったの勘づいてる人多いんじゃないかな。
そういうのもあって、当サイトでは長年利用してきたアドセンスから代替え広告配信サービスのEzoicへ乗り換えてから収益が20倍近く上がりました。それについて詳しくはこちらの記事で解説↓
YouTubeで生き残るための戦略
収益が思うように上がらずにYouTubeをやめようかと考えている人、もしくは収益化条件が緩くなってからYouTubeを始めたいという人に知ってほしい生き残り戦略。
それは、自分に主権があるメディアを持つということ。
これは今まで当サイトで何回も伝えてきましたが、クリエイターが長くコンテンツを発信していく上でとても重要なので何回でも言います。クリエイターは自分に主権があるメディアを必ず1つは持ってください。
自分に主権があるメディアとは、YouTubeでもTwitchでもTwitterでもありません。自分に主な決定権があるプラットフォーム(いわゆるサイトを運営できるサービスやシステム)を意味します。そこで、動画配信向けのプラットフォームとして有力なのが
本格的にサイトを運営するならWordPressが1番良いのですが、エックスサーバー
のサーバー代はそんなに安くないのと、ある程度コーディングの知識がないとデザインのカスタマイズが難しいです。それに対して、
YouTubeだけじゃやっていけなくなる前に保険として、自分に主権があるメディアを収益化しておくと安心です。収益化の柱を増やしておくと、精神的に余裕をもってコンテンツを配信することが出来るからです。
それに、YouTube側に理不尽な理由で動画を削除されたり、収益化をはく奪されても自分のサイトに再投稿すれば良いだけなので幾分気が楽になります。
今のYouTube業界って"耐えるとき"と言われていて、収益が低くても我慢して我慢してなんとか更新を続けていくような我慢大会状態になっています。
だけど、広告単価が下がったのはクリエイターに非があるのではなく運営側に非があると思うので我慢してちゃダメです。YouTubeに見切りをつけて新しいメディアを自分で築いていく形が問われている感じがします。
実際に当サイトもアドセンスから脱却できたおかげで収益かなり上がりました。新しいことを取り入れるのは怖くても、自分から動かないと何も変わらないので、これを機会にぜひ自分に主権があるメディアを作ってみてください。
それに、YouTube側に理不尽な理由で動画を削除されたり、収益化をはく奪されても自分のサイトに再投稿すれば良いだけなので幾分気が楽になります。
最後に｜YouTuberは我慢しちゃダメ
だけど、広告単価が下がったのはクリエイターに非があるのではなく運営側に非があると思うので我慢してちゃダメです。YouTubeに見切りをつけて新しいメディアを自分で築いていく形が問われている感じがします。
実際に当サイトもアドセンスから脱却できたおかげで収益かなり上がりました。新しいことを取り入れるのは怖くても、自分から動かないと何も変わらないので、これを機会にぜひ自分に主権があるメディアを作ってみてください。
