Adobe Stockライセンスの注意点〈やってはいけないこと〉



Adobe Stockを利用する上でライセンスについての注意点と補足を説明します。契約する前に知っておきたい著作権やライセンスについて公式ページを基に、やってはいけないこと+補足をまとめます。Adobe Stockを契約する前にライセンスについて詳しく知っておきたいという人におすすめの内容です。


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Adobe Stock各ライセンス情報


各ライセンスの利用範囲


今回、この記事で説明するAdobe Stockのライセンスについての情報は個人版またはグループ版を契約するユーザー向けに書いています。個人版・グループ版の料金プランはAdobe Stock公式サイトのこちらから確認できます。

また、この記事はAdobe Stock公式サイトにあるライセンスの詳細が説明された以下の参考リンクを基に作成しています。各ライセンスのやっていいことは上記の参考リンクに書かれているので照らし合わせて読んでください。


参考リンク:Adobe Stockライセンスに関する情報




Adobe Stockライセンスの注意点



Adobe Stockにある素材を利用する上でやってはいけないことを各ライセンスごとにリストにしました。それに加えて個人ユーザーが特に間違えやすいポイントを解説します。

③ ライセンスを複数の雇用主または顧客に譲渡する


①で言う"独立したファイル"とは素材自体を意味します。素材自体をそのまま配布・販売するのは絶対ダメですが、PDFなどのドキュメントや電子書籍に素材を含めた場合は文章がメインなので通常ライセンスの利用範囲で問題なく利用できます。配布・販売数が50万部を越えたら強化ライセンスが必要

というのもSNSでこんな投稿を見かけました↓


(電子版(PDF)・練習用ファイル・解説動画付き)Illustrator よくばり入門』といったチュートリアル系書籍でよく見る"ダウンロードして学べるファイル"のように、あくまでデザインの一部としてAdobe Stockの素材を利用するのであれば著作権違反にはならないので上記のツイートは間違っています。


②は素材自体が購入の理由となるような形で商品を販売するのがダメということについて。例えば、以下の参考画像のように購入したロケットのイラストをそのまま配布・販売目的でマグカップやTシャツといったグッズ化することがNGということです。


デザインをそのまま商品化は×


これをやりたかったら拡張ライセンスが必要です。素材をこのように利用されると、あまりに多く流通しすぎてしまい素材自体の価値がなくなる上にクリエイターにも還元されないのでワンランク上のライセンスが必要というわけです。これはどのフリー素材サイトでも同じです。


③は特にデザイナーが注意。企業や法人が1つの素材を従業員間でシェアしたり、外注先に提供することはOKです。デザイナー(個人の制作者)が1つの素材を複数の顧客/依頼主に提供するのはNGです。もし利用したい素材があればクライアントに購入してもらうのがベスト。




拡張ライセンスとエディトリアル




Adobe Stockの拡張ライセンスとエディトリアルは明らかに法人向けのライセンスです。拡張ライセンスについては、強化ライセンスと同じく発行部数/閲覧者数50万までという制限もなくなるので大手メディアには最適です。

テレビや動画配信サイトに流す映像を作る制作会社、閲覧者数が50万人を超えるような動画投稿者がAdobe Stockを利用する場合は拡張ライセンスがおすすめです。強化ライセンスでも良いですが、拡張ライセンスであれば素材をそのままプリントしただけのグッズの商品化も可能です。

唯一禁止されているのはダウンロードした素材自体を配布・販売することです。それ以外は特に制限がありませんが、エディトリアル素材だけは無断で商用利用できません。エディトリアル素材には企業ロゴといった商標登録されたものが含まれているからです。詳しくはAdobe公式サイト内のこちらで確認できます。

また、エディトリアルはクレジット表記が必要なので素材の基本情報に「エディトリアル専用」と記載されていたら、以下のように画像の下に著作権表記を入れてください。


エージェンシー名/著作者名 – stock.adobe.com




Adobe Stock|よくある質問



最後に、Adobe Stockのライセンスについてよくある質問をまとめます。より詳しく知りたい場合はAdobe公式ページのこちらから確認できます。ちなみにアセット=素材です。


Q: 素材の有効期間はどのくらいですか?

A: ライセンスの種類に関わらず、1度ダウンロードした素材は半永久的に利用できます。解約したとしても1度購入した素材はずっと商用目的で使えます。


Q: 拡張ライセンスはどうすれば購入できますか?

A: 素材をダウンロードする際に拡張ライセンスの項目にチェックを入れてからダウンロードしてください。デフォルトでは通常ライセンスが選択されています。


Q: 素材をロゴとして商標登録できますか?

A: いいえ、出来ないです。著作権はクリエイターに帰属することに加えて、他のユーザーがその素材を使えなくなってしまうからです。ちなみにAdobe Fontsで提供されるフォントで作ったロゴは商標登録可能です。


Adobe Stockの料金システムと注意点〈契約前にチェック〉

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Adobe Stockの料金システムと注意点についてわかりやすく解説します。世界で最も利用される有料フリー素材サイトの1つである契約する前に知っておきたいことをまとめたので参考になればと思います。高品質なフリー素材を商用利用したい、Adobe Stockの料金プランについて知りたい人におすすめです。


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Natchan(運営者)

ゲームが好きなグラフィックデザイナー。PCゲームもスマホゲームもやります。YouTubeでグラフィックデザインを教えていますが、当サイトではデザインだけじゃなくゲーム・アニメ・ガジェットについても発信していきます。

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