手数料が低い決済サービスを使いたい、商品をWebで販売するのに使いやすい決済サービスが知りたいという人におすすめの内容です。
最終更新:2023/09/28
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PayPalとSquareの基本情報
まずは、PayPalとSquareの基本情報についてです。どちらも世界的な大企業なので国内外で多くのユーザーを持っています。Squareの方が新しい企業なので、国内の知名度はまだあまり高くない印象です。
PayPal(ペイパル)
PayPalはシンガポールを拠点とするグローバル企業です。SteamやQoo10など海外オンラインストアに幅広く対応していることで有名です。世界で最も主要な決済システムの一つ。
≫PayPal公式サイト
Square(スクエア)
Squareはカリフォルニア州に本社があるアメリカの企業です。オンラインでの決済に加えて専用端末による対面決済に対応するので、店舗で主に使われています。ツイッターの創業者であるジャック・ドーシー氏が設立。
≫Square公式サイト
PayPalとSquareを比較
PayPalとSquareの特徴を比較した表です。どちらも初期費用と月額利用料は無料なので割愛しています。
※Squareのサブスクリプション機能は決済手数料3.6%
※電子マネーは対面決済時のみ利用可能
※PayPalの振込手数料は5万円以上だと無料
PayPalとSquareの主な違い
PayPalとSquareの主な違いをまとめます。どちらのサービスも実際に普段から利用している筆者がユーザー目線で評価しています。
手数料の割合
決済手数料はSquareの方が得です。1000円の商品が1つ売れた場合の決済手数料を計算してみました。
Squareの手数料はPayPalの約半分で済むのでかなり得だと言えます。
また、Squareは振込手数料が0円であることも強いですね。振込手数料が250円だとしても10回申請したら2500円と結構な額になるからです。
決済方法の豊富さ
決済方法は豊富な方が購入のハードルを下げるので有利です。その点、PayPalはカード決済だけではなく銀行振込にも対応しているのがポイント高いです。
Squareは銀行振込には非対応でカード決済がメインですが、対面決済の場合はPayPayといった電子マネーに対応しています。
導入のしやすさ
導入のしやすさについてはどちらも審査が早くてスムーズに始められますが、決済リンクを貼るのが簡単なのはSquareです。
決済リンクの種類についてPayPalはhtmlコードで貼るのに対し、SquareはURLをコピペするだけなので簡単だからです。URLであればメールやダイレクトメッセージで送れるので、より柔軟な取引が可能です。
例えばInstagramなどのSNSで購入者を募って、DMで決済リンクを送ればホームページなしで売買ができます。
結論|Squareの方が得
以上、PayPalとSquareを比較してきましたが手数料の低さに加えて機能の多さを見るとSquareを使った方が得であることがわかりました。
結局は、手数料が低くないと長く使えないので手数料が低いメリットを最も重視して結論を出しました。とはいえ、自身が消費者として利用するにはPayPalの方が便利だと感じています。
ただ、ビジネスとして利用するならSquareの方が収益を確保できるのでありがたいですよね。