Xserverドメインで取得した独自ドメインをBloggerに接続させる方法


Xserverドメインで取得した独自ドメインをBloggerに接続させる方法を解説します。エックスサーバードメインで取得した独自ドメインをBloggerに接続させたいという人のために1つ1つの手順をスクショ付きで教えます。実際にXサーバーとBloggerを運用する筆者がユーザー目線で書きました。
最終更新:2023/12/24


{tocify} $title={Table of Contents}
Ads
無料体験で耳活!月額1,500円で12万冊以上の対象作品が聴き放題になる【Amazon Audible】



XserverドメインとBloggerをつなぐ手順


取得も更新も安く済むXserverドメインで独自ドメインを取得したはいいものの、Bloggerへ接続する方法が検索しても出てこなかったので自分でリサーチしながら無事接続できました。そのやり方をシェアします。

色んなドメイン会社がありますが、Xserverドメインは営業メールがほとんど来なくて管理画面がわかりやすくて使いやすいのでサイトをこれから運営する人には特におすすめです。



STEP1:独自ドメインを取得

.comが最もおすすめ


トップページで好きな文字列を検索して取得するドメインを選びます。マイナーなものではなく「.com」「.net」など主要なドメインを選んでください。ドットコムの方が更新料が安いのでおすすめです。


.comと.netは検索に強いので上位表示されやすくなります{alertSuccess}



STEP2:取得手続きに進む

欲しいドメインにチェックを入れて下にスクロールすると"取得手続きに進む"ボタンがあるのでクリックします。アカウントをまだ作成してなくてもこの段階で作れます。決済情報を入力して支払い手続きを済ませます。



STEP3:サーバーパネルへ移動

サーバーパネルでの設定が必要


申し込み完了後、DNSレコードを設定しようとすると"DNSレコードの設定はここでは行えない"といった内容の警告文が表示されるので、指示通りサーバーパネルへアクセスします。



STEP4:Bloggerでカスタムドメインを入力

ここで一旦Bloggerを開きますが、サーバーパネルは閉じないでください。Bloggerのダッシュボードから設定→カスタムドメインにて取得した独自ドメインを入力します。

このときサブドメイン「www」を先頭に付けます。なのでwww.sample.comといった形で入力して保存します。そうすると以下のような警告文が表示されるはずです。この時点でまだ保存は出来ないようです。


このドメインに対するあなたの所有権を確認できませんでした。ご利用のドメイン登録事業者のウェブサイトで、DNS(ドメイン ネーム システム)設定を見つけ、2つのCNAMEを入力してください(名前: www、宛先: ghs.google.com)と(名前:sample、宛先:sample.dv.googlehosted.com)。{codeBox}


めちゃくちゃ重要な警告文なのでコピーしてバックアップを取ってください。私はWindowsの付箋に貼り付けました。ここに記載された2つのCNAMEを使ってXserver側で設定する必要があるからです。



STEP5:ドメイン設定

ドメイン設定しないとDNS設定が出来ない


Xserverサーバーパネルへもどったら、ドメイン設定へ進みます。Xserverでは取得した独自ドメインを手動で追加する必要があるので、DNSレコード設定の前にドメインを設定します。

「ドメイン設定追加」のタブに切り替えて取得したドメインをそのまま入力して確認画面へ進んでください。このときサブドメインは不要です。


手動でやるのが少し面倒..


一応、2つのチェック項目にチェックを入れてはいますがBloggerでサイトを運営する分にはどちらも必要ないです。SSL化もBloggerの設定内で行えるからです。



STEP6:DNSレコード設定

ドメイン設定を終えたらDNSレコード設定ができるようになります。下にスクロールするとサイドバーのドメイン項目にDNSレコード設定があるので進みます。

ドメイン選択画面になるのでDNSレコードを設定するドメインを選択します。「DNSレコード一覧」のタブに切り替えます。そうすると以下のように既存のDNSレコードが表示されます。これを念のためスクショして保存しておいてください。


設定は初期化できるけど一応バックアップ


もし、この段階でDNSレコード一覧に種別CNAMEがあったら削除してください。サイトはBloggerで運営するのでXserver側のCNAMEを置いておくのはNGだからです。



STEP7:DNSレコード追加

それでは「DNSレコード追加」のタブに切り替えます。Bloggerで表示された警告文のCNAMEを使います。ホスト名はwww、種別はCNAME、内容はghs.google.comとそれぞれ入力して確認画面へ進んでください。


優先度は変えません


次に、2つ目のCNAMEを同じ流れで追加していきます。2つ目はセキュリティCNAMEと言って、Googleアカウント固有のコードなのでユーザーごとに異なります。

ここではsampleと表記しますが、各自Blogger設定内で確認してください。2つ目のCNAMEの追加はホスト名はsampletext、種別はCNAME、内容はsample.dv.googlehosted.comと入力し保存します。



STEP8:既存のAレコードを削除

間違えてもいつでも初期化できます


DNSレコード一覧から種別Aの項目が2つほどあると思いますが、これらはXserver側のAレコードなので削除します。これを削除しないとサブドメインなしのネイキッドドメインからサブドメイン付きの独自ドメインへリダイレクトされないので必ず削除してください。

ネイキッドドメインとはsample.comといった形でサブドメインなしのドメインを意味します。サブドメインが付くとwww.sample.comといった形になります。



STEP9:BloggerのAレコードを追加

もう少しで終わります。そしてこのステップが特に重要です。BloggerのAレコードを4つ追加します。ホスト名は空欄、種別はA、内容は以下のGoogleIPアドレスをそれぞれ入力します。これらの情報はこちらから確認できます。


216.239.32.21
216.239.34.21
216.239.36.21
216.239.38.21{codeBox}


4つのAレコードを追加すると以下のようになります。4つとも数字が微妙に違うので手打ちではなくコピペで入力してください。





STEP10:Bloggerにもどって設定

Bloggerの設定で再度カスタムドメインをwww.sample.comといった形で入力してください。今度はちゃんと保存できるはずです。保存出来たら、その下にある「カスタムドメインにリダイレクトする」と「HTTPSリダイレクト」を両方有効にしてください。

これでXserverドメインとBloggerが接続できましたが、この段階ではサイトはまだ表示されないと思います。


あとは待つだけ


こんな感じの画面になってサイトが開けなくなりますが、焦らず何もせず落ち着いてください。私はめちゃくちゃ焦りましたが、30分待ったらちゃんとサイトが表示されました。

DNS設定というのは時間がかかるのですぐに反映されません。長いと1時間半以上かかる場合もあります。時間を空けてからサイトが表示されているのを確認できれば完了です。お疲れさまでした!


追記(2023/12/24):つい最近新たにドメインをBloggerに接続したのですがSSL証明に3時間くらいかかりました。焦ってエックスサーバーに問い合わせましたが、次の日にはちゃんとサイトが表示されました。焦らず気長に待ってみてね!


参考リンク:
Bloggerヘルプ|カスタムドメインを設定する
wwwありドメインをwwwなしドメインにリダイレクトする方法

Natchan

ゲームが好きなグラフィックデザイナー。複数のサイトを運営中。子どもの頃からPCゲームで遊んでました。1番最初に遊んだのはSecond Life。デザインとは飽きない程度に関わっていくつもり。詳しくはこちら

コメントを投稿

当サイトは広告を掲載しています