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VPNとは?
まず、VPN(Virtual Private Network)とは、仮想専用ネットワークを意味します。PC・タブレット・スマホなど様々なデバイスにソフトをインストールして、起動させることで機能します。
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ユーザーを追跡しようとするWebサイト、アプリ、ソフトなどから身元を隠す手助けとなるからです。ちなみに、IPアドレスの偽装も可能。VPNは、安全かつプライバシーを高度に保護しながらインターネットを利用したい人向けのサービスです。
VPNの機能や安全性について詳しくは以下の参考記事で解説されています。
参考記事:
VPN とは?仮想プライベートネットワーク101
VPN接続とは?動画でわかるVPN
VPNを使う目的
それでは、本題に入ります。VPNを使う目的・使い道を思いつく限りで挙げました。日本でVPNを使う意味がよくわからない人は参考にしてください。
暴露・過激な発言をする
何かしらの暴露や過激な発言をしたい人は、VPNを利用することで情報開示請求の申し立てを受けるリスクを回避できちゃうんです。それは、VPNがノーログポリシーを掲げていて、ユーザーのIPアドレス・閲覧情報・個人情報といった記録(ログ)を保存しない決まりがあるからです。
VPNを使っておけば、自身が検索した危険なキーワードが政府・警察にバレることはないです。VPNの運営企業はユーザーの検索ワードを含むデータを残さないからです。そして、存在しないデータを開示することは誰にもできません。
それならブラウザのシークレットモードで検索すればいいじゃん!と思うかもしれませんが、あれはブラウザに閲覧履歴を残さないだけです。アクセスしたサイト側とサーバー側にはしっかり履歴が残ります。
ツイッターで過激な暴露を芸としている滝沢ガレソさんはExpressVPNを利用しています{alertInfo}
危険なキーワードで検索する
具体例はあえて挙げませんが、危険なキーワードで検索したいときにVPNは使えます。たまに、報道番組で「容疑者は事件前に○○といったキーワードで検索していたことがわかりました」といった感じで報道されているのを見ます。VPNを使っておけば、自身が検索した危険なキーワードが政府・警察にバレることはないです。VPNの運営企業はユーザーの検索ワードを含むデータを残さないからです。そして、存在しないデータを開示することは誰にもできません。
それならブラウザのシークレットモードで検索すればいいじゃん!と思うかもしれませんが、あれはブラウザに閲覧履歴を残さないだけです。アクセスしたサイト側とサーバー側にはしっかり履歴が残ります。
ヤバいサイトを運営する
どんなサイトかはあえて言いません。とにかくヤバいサイトを運営したい人は、VPNを使えば身元を隠せるので、情報開示請求を受けても運営元がバレません。ちなみに、そういったブログを運営する場合はWordPress一択です。FC2とかはてなブログじゃ絶対だめですよ!
VPN導入後に、海外のドメイン会社とレンタルサーバーを契約しなきゃいけないのでかなり面倒なんですけどね。VPNの導入自体は簡単です。インストールしてスイッチをオンにするだけなので。
VPN導入後に、海外のドメイン会社とレンタルサーバーを契約しなきゃいけないのでかなり面倒なんですけどね。VPNの導入自体は簡単です。インストールしてスイッチをオンにするだけなので。
ダークウェブをブラウジングする
ウイルスやマルウェア感染のリスクから「興味本位で絶対に近寄るな」と様々なサイトで警告されているダークウェブ。
世間一般からしたら恐ろしい空間かもしれませんが、私みたいなVPNユーザーからしたらルールさえ守っておけば脅威にはなりません。
VPNの運営会社からダークウェブにアクセスする際の公式ガイドが公開されています。それに従ってアクセスすれば安全にダークウェブをブラウジングできます。
VPNを使えば、固有のIPアドレスを発行(つまり偽装)して、自身が指定した国からアクセスしていることにできるので、そういった規制コンテンツの閲覧が可能になるわけです。
VPNの運営会社からダークウェブにアクセスする際の公式ガイドが公開されています。それに従ってアクセスすれば安全にダークウェブをブラウジングできます。
海外の規制コンテンツへアクセス
インターネットには、日本からではアクセスできない海外サイトがいくつかあります。厳密に言うと、ユーザーのIPアドレスから地理的な位置を特定し、特定の地域外からのアクセスをブロックするジオブロッキング(地域制限)機能を導入しているサイトもしくはサービスのことです。VPNを使えば、固有のIPアドレスを発行(つまり偽装)して、自身が指定した国からアクセスしていることにできるので、そういった規制コンテンツの閲覧が可能になるわけです。
ちなみに、YouTubeの「このビデオはお住まいの国では視聴できません」と表示されてしまう動画でもVPNを使えば見れます。
もっとVPNサービスがクラウドストレージを提供してくれればいいんですが、現状対応しているのは大手だとNordVPNのみですね。
VPNを使って、インドやフィリピンといった物価の安い国のサーバーに接続することで、NetflixやYouTubeプレミアムなどを日本の料金よりもずっと安く契約できます。ただ、これによって売上が減ってしまうのでVPNを規制する企業が増えてきている印象です。
GAFAに機密情報を渡さない
グーグルなどの大企業に自身の大事なデータを預けたくない人もしくは企業のサービスに依存したくない人には、VPNが向いています。機密情報をWeb上で厳重に保管したい場合は、暗号化された1TBのクラウドストレージが付いたNordVPNのコンプリートプランがおすすめです。もっとVPNサービスがクラウドストレージを提供してくれればいいんですが、現状対応しているのは大手だとNordVPNのみですね。
公共Wifiの安全対策
公共施設で提供されている無料で使えるフリーWi-Fiは、VPNを利用していないユーザーが閲覧しているWebサイトや履歴、メールの内容などを同じフリーWi-Fiに接続している第三者が簡単に取得できてしまいます。サイバー攻撃を受けないためにVPNを使って暗号化することが大切です。公共Wifiに限らず、リモートワークを導入する法人にもVPNは必要です{alertWarning}
サブスクを安く契約する
個人的にはあまりおすすめしませんが、VPNを利用して様々なサービスのサブスクリプションを安く契約できます。これは、そのサービスがユーザーが属する国によって料金を変えているからです。VPNを使って、インドやフィリピンといった物価の安い国のサーバーに接続することで、NetflixやYouTubeプレミアムなどを日本の料金よりもずっと安く契約できます。ただ、これによって売上が減ってしまうのでVPNを規制する企業が増えてきている印象です。
輸入ビジネスの価格調査
これはツイッターで見かけたんですが、海外のオンラインストアで販売されているブランド品や限定アイテムを、VPNを使って現地のサーバーに接続してからストアをチェックすると現地価格をリアルタイムで調査できるそう。海外の商品を輸入して国内で販売したい人に役立ちます。
最後に|みんな使ってるVPN
普段のネットアクセスを安全に利用したいだけなのであれば、NordVPNで良いと思います。VPN市場はExpressVPNかNordVPNがほとんどを占めています。なので、どちらも優秀であることは間違いないです。
大手のVPNを比較したいという人は以下の記事もどうぞ。最後までお読みいただきありがとうございました。
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