ワンダーランズ~タイニー・ティナと魔法の世界(超カオス版)のクリア後レビュー


ワンダーランズ~タイニー・ティナと魔法の世界(超カオス・エディション)をクリアしたのでレビューを書きます。ボーダーランズシリーズを遊んだことある人、魔法で攻撃できるポップでファンタジーなFPSを楽しみたい人におすすめの内容です。

もちろんネタバレはなしです!ただ、ある程度世界観を伝えるためにスクショはちょっと多めに載せています。また、ボーダーランズとの違いについても軽く触れています。


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ゲームの基本情報とスペック


舞台はティナちゃんが作る魔法の世界


タイトル:ワンダーランズ~タイニー・ティナと魔法の世界
対応デバイス:WindowsPC/PS5/PS4/XboxXS/Xbox One
開発:Gearbox Software
発売:2022年3月24日
協力プレイ:対応
価格:Amazonでチェック
スペック:Epic Gamesでチェック
プレイタイム:約70時間


私は超カオス・エディションのサイドミッションをすべてこなしたのでクリアするまでに70時間かかりましたが、通常版であればもっと早くクリアできると思います。それでもボリュームはすごいですけどね。

遊び方は人によると思いますが、ゲームを始めてから週3ペースで遊ぶと1ヵ月ちょっとでクリアできる感じです。やり込み要素あるんでじっくり探索するともっと時間かかります。





ティナと魔法世界のメリット


『ワンダーランズ~タイニー・ティナと魔法の世界』の良いところは以下の通りです。


✔ 魔法の世界を楽しめる

✔ コンパニオンが頼もしい

✔ 2つの職種で遊べる


それでは、1つずつ解説していきます。ボーダーランズを遊んだことがある人は、より楽しめるゲーム内容です。



魔法の世界を楽しめる


舞台はティナちゃんが作った魔法の世界。主人公である私たちがティナちゃんの想像した魔法に満ちたワンダーランドを冒険するというストーリー。


物語の中心となる街ブライトフーフ


ティナちゃんは、同じゲーム会社が開発したボーダーランズに登場する爆弾専門の愉快な女の子です。ストーリー自体はボーダーランズとつながりがないのでボーダーランズを知らなくても楽しめます。

ただ、ボーダーランズに登場するお馴染みのキャラが何人か登場します。誰が登場するかはお楽しみ!あ、でも1つ言えるのはエリーちゃんではないです。


ボーダーランズきっての良い女


個人的にはエリーちゃんに会いたかったけど、ティナちゃんとエリーちゃんはあんまり接点なさそうだからしょうがないか。エリーはこう見えて、若くして家を出て砂漠の荒れ地にガレージを1人で経営している骨のある女。

話をもどします。この魔法の世界では様々な情景が楽しめます。私のお気に入りはラピュタみたいな天空の街です。地名は忘れました。


小屋と農場が多め


このエリアで戦闘が始まったときは足元に要注意です。いっぱい走ってピョンピョンはねてると普通に落下します。あと、農園にいる羊らしき生き物の脳みそが出ててかなり不気味です。スクショは撮りませんでした。


おとぎの国みたい


もう1つきれいな景色として強く印象に残ったのが、占い師がいる街です。紫の鮮やかな夜空に大きなフルムーンがきれいでスクショを撮らずにはいられない。この美しい町にもっとアトラクションがあれば良かったんだけど..


案外小さな町で敵は出ない


そして、岩とクリスタルがところどころで目立つ遺跡みたいなエリアもあります。このエリアはガイコツの敵がうじゃうじゃいて、マップが特に広いです。地下や上にも階層があるので本当に広くて何度か迷いました。


崖に挟まったガイコツが圧巻


あとオアシスみたいなエリアもあります。このエリアはメインストーリーの後半になってから入れます。グランドキャニオンに滝を付けたような不思議な南国エリア。ここに入れるようになったらストーリーの終わりが近いです。


ここまでくると敵も強い


ここに載せた以外にもたくさん面白いエリアがあります。特に筆者が気に行った場所を選んで載せました。各エリアにはそこにしかいないキャラに依頼されてクエストが進められます。

主人公がかかわるキャラは比較的人間が少なめで、ガイコツやゴブリンが多い印象。見たことない恐ろしいというか気持ち悪い見た目のクリーチャーが敵味方関係なく多く登場します。



コンパニオンが頼もしい




このゲームの最大の特徴は、職種によってはコンパニオンが付属することです。コンパニオンとは常に主人公と行動を共にして一緒に闘ってくれる仲間みたいなペットです。私が選んだ職種スポア・ウォーデンにはマッシュルームが付いてきます。

このマッシュルームを初めて見たときは"なんだこの可愛くない三角頭"程度にしか思っていなかったのですが、いざ一緒に過ごしてみると私より先に道を進んだり、私が戦闘中に死にそうになっていると一目散に蘇生しにきてくれたり、今では本当に愛らしい存在。


鳴き声も動きもかわいい


ちなみに主人公が鎧の色や模様を変えると自動的にコンパニオンの色も変わるのでペアルックみたいになります。とにかくすごく愛着湧くのでコンパニオン付きの職種を選ぶことをおすすめします。マッシュルームがダウンしてたら、どんなピンチな状況でも蘇生しに行くほど大好き。



2つの職種で遊べる


このゲームの特に大きなメリットと言えるのは、1周目で2つの職種を選べることです。ボーダーランズとは違って、色んなクラスで遊ぶために何周もする必要がないのがありがたい。

ストーリーが半分ほど進むと2つ目の職種を選べます。私が2つ目に選んだのはグレイヴボーンです。ライフを削れば削るほど魔力が上がる特性をもつ、血に飢えた人におすすめのクラス。


メンヘラ気質のデミリッチ


そして、この職種にはデミリッチというガイコツとゴーストを掛け合わせたようなコンパニオンが付属します。この子は見た目がイカツイんですが、戦闘中に強敵を倒すと"愛してるぜぇ!!"みたいなことを叫んできたりするのでファンキーな一面ありです。

探索中は"あーあーもー全部ヤダ!!めんどくさい!ぎゃー!"みたいな発狂に近いデカい独り言を叫んでるので、すごくにぎやかです。情緒不安定なので変な動きをしたり、マッシュルームのことをディスってきたりしますが、根は悪い子じゃないです。


 ブライトコーラはカオス版購入者限定の職種です※筆者は後から知った{alertInfo}



ティナと魔法世界のデメリット


『ワンダーランズ~タイニー・ティナと魔法の世界』の悪いところは以下の通りです。


✖ 自撮りが出来ない

✖ 思ったより難易度が高くない

✖ オーバーワールドが微妙


デメリットはざっとこんな感じです。それぞれ解説します。



自撮りが出来ない


ログイン画面


せっかくユニークなキャラメイクが楽しめるのに自撮りできない仕様はなんとかしてほしいですね。男女ともに顔のパーツもアーマーの色や模様もたくさん解禁できるので、ストーリーを進めるとどんどん斬新な衣装にできるのは良いんですが、自撮りを撮らせてくれ。

フォトモードでは景色やコンパニオンの写真を撮れますが、自分の姿を撮影するにはログイン画面をスクショするしかないという。せめて主人公の姿を正面から撮れるようにしてほしい。



思ったより難易度が高くない


最高難易度に設定しても、比較的楽に敵が倒せてしまうのがデメリットです。これFPS初心者には良い仕様なのかもしれませんが、そこそこ慣れてる人にはちょっと物足りないですね。

この世界では見た目がめちゃくちゃ怖い敵が多く出てきます。例えば、手足が生えたムキムキのサメ。


初見で身の危険を感じて氷岩に避難


見た目めっちゃ強そうなのにマッシュルームが先陣切ってくれるので後ろから何発か撃ったらあっさり倒せました。それと、一見強そうなマーメイドとコブラを掛け合わせたような敵。


俊敏な動きで集団で襲ってきます


こちらも見た目はヤバイんですが、レア度が高い近接武器で3回ほど殴ればあっさり倒せちゃうんですよ。もう少し戦闘に手ごたえを感じさせてほしかった。まあ、私の場合はコンパニオンを2匹連れているので他の職種より楽に倒せてるだけかもしれないけど。



オーバーワールドが微妙


このゲームには色んな世界を行き来するのに、オーバーワールドという別世界のマップが存在します。主人公がボブルヘッドになって、オーバーワールドを開拓することで新しいエリアに入れるようになる仕組みです。


オーバーワールド内もミッションあり


このオーバーワールドは正直あんまり楽しくないですね。というのも草むらを歩いていると、ポケモンみたいに突然敵が出現して近づいてくるんですよ。遭遇すると強制的に戦闘に入るという仕組みです。

そのときに敵の方向を見て近接攻撃すれば撃退できるんですが、しっかり攻撃当たっているのになぜかそのまま戦闘に入ってしまうんです。これバグだと思うんですが、本当にウザイのでやめてほしい。

それでも、悪いことばかりじゃないです。仕方なく強制的に発生した戦闘で思いもよらず最高レア度の武器が手に入ったからです。オレンジの武器は入手困難なのでそれだけは嬉しかった!



総合評価


以上、ワンダーランズ~タイニー・ティナと魔法の世界(超カオス版)をクリアしたレビューを書きました。


総合評価:★★★☆☆

総合評価は3つ星です。


やはり、ボス戦がぬるかったことが惜しいですね。頭を使って冷や汗かきながらのバトルが良いので、ボーダーランズと同じくらいの難易度まで上げてほしいというのが本音です。緊張感を持たずに楽しくゆるーくプレイしたい人にはおすすめです。


最後までお読みいただきありがとうございました。





Natchan

ゲームが好きなグラフィックデザイナー。複数のサイトを運営中。子どもの頃からPCゲームで遊んでました。1番最初に遊んだのはSecond Life。デザインとは飽きない程度に関わっていくつもり。詳しくはこちら

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