著作権侵害の申し立てを避ける英語の文言まとめ〈訴訟リスク回避〉



著作権侵害による申し立てや警告を避けるために自身のメディアに明記したほうがいい英語の声明文をまとめます。自身が運営するブログ、YouTubeチャンネル、コミュニティなどに商標登録されたロゴやデザインを載せている人向けの内容です。訴訟リスク回避のための対策としておすすめ。


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著作権の免責事項を英文で書く



著作権・商標の免責事項としてウェブサイトやブログのフッターまたはプライバシーポリシーに載せておきたい文言を英語でまとめます。YouTubeなら概要欄に記載するのが◎

よく使われる声明文として4つ挙げます。


①All trademarks and copyrights are the property of their respective owners.


②All trademarks, logos and brand names are the property of their respective owners. 


③All product names, logos, and brands are the property of their respective owners. All company, product and service names used in this website are for identification purposes only. Use of these names, logos, and brands does not imply endorsement.


④All other trademarks not owned by 自社名 or any of its related companies that appear on this website are the property of their respective owners.


①と②が最もよく使われる文章だと思います。実際に海外サイトのフッターに記載されているのをよく見ます。

通常はフッターに一文を載せておくだけで十分だと思いますが、プライバシーポリシーにしっかり明記しておきたいという場合は③を使ってください。その際、準見出しは「Trademark Disclaimer」でOK。翻訳すると「著作権の免責事項」です。

すでに商標登録したロゴを持っているという場合は④がおすすめです。自社またはグループ企業が所有していない商標は各権利者に属することを明記しています。


ついでに、自身のコンテンツが無断転載禁止であることを伝えたい場合は下記の文章を付け足しておくことを推奨します。


Additionally, unauthorized reproduction or re-use of the materials on this website is prohibited.


出来るだけ短くしたい場合は、Unauthorized reproduction is prohibited.で問題ないです。それと、this websiteの部分はYouTubeならchannelに書き換えてください。ちなみに、Additionallyは「さらに」「それに加えて」という意味です。


参考リンク:
Trademark Legal Notice ―secureW2
Copyrights and links ―Tokyo Metropolitan Government




最後に|免責事項を載せる目的



以上、著作権侵害の申し立てを避ける英語の文言をまとめました。

このような免責事項を記載する目的は、免責事項を載せた人物が商標所有者と関係があるという印象を一切否定することにあります。

商標・著作権侵害訴訟の主な問題は、商標を使用する人物が消費者を誤認させ、商標を使用している人物が商標所有者によってサポートされているか関係があると思わせることです。

声明文によって商標所有者と関係がなく、何らかの関連があると示唆しているわけではないことを主張することが重要なんです。商標の所有者に適切な所有権の認定を行うことにより、訴訟を回避するための対策になるからです。


筆者の姉妹サイト


ゲームのスクショをブログやYouTubeに載せている人は今回紹介した文章を載せておくだけで、著作権侵害の申し立てを避けられる可能性が高いです。私も姉妹サイトのフッターに記載しています。

あ!でもアニメとかゲームのネタバレになる演出のスクショとかはNGだと思う。YouTubeのトレイラーやPR動画なら良いんだけど、作品内のスクショや録画を転載するのは免責事項を書いたところで無駄かな。


それについては、すでにゲーム実況者が逮捕されてるからね。詳しくは以下の記事で説明しています↓



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Natchan

ゲームが好きなグラフィックデザイナー。複数のサイトを運営中。子どもの頃からPCゲームで遊んでました。1番最初に遊んだのはSecond Life。デザインとは飽きない程度に関わっていくつもり。詳しくはこちら

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