AdobeフォトプランがPhotoshop単体プランより安い理由


Adobeが提供する中で最も人気が高いフォトプラン。なぜフォトプランがPhotoshop単体プランより安いのかを説明します。PhotoshopとLightroomがセットになったフォトプランがPhotoshopしか使えない単体プランより安くなる理由を知りたい人向けの内容です。
最終更新:2024/02/07

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なぜフォトプランの方が安いのか


PhotoshopとLightroomが使えるAdobeフォトプラン。Photoshopしか使えない単体プラン。サービス内容が充実しているフォトプランの方がPhotoshop単体プランより安い理由はいくつかあります。その理由を1つ1つ解説していきます。

Adobe公式:



1.フォトプランでは月々プランが無い


フォトプランとPhotoshop単体プランでは料金プランに違いがあります。フォトプランでは月々プランが無いため、年間プランの月々払いか一括払いのみでの支払いとなります。

年単位での契約しかできないため、数カ月間のみPhotoshopを利用したい場合は単体プランをおすすめします。それぞれのプランと価格の詳細はAdobe公式ページから確認できます。



2.フォトプランの方が解約条件が厳しい


1で伝えた通り、フォトプランは年間契約しかできないため単体プランよりも解約条件が厳しいです。前提条件として、両プランとも契約後14日以内の解約であれば全額返金されます。問題は契約から14日経過後の解約条件です。

単体プラン(月々払い)では14日経過後の解約の場合は返金はされませんが、その月の契約期間の終わりまでサービスを利用できます。

一方、年間プランの月々払いによるフォトプランは契約してから14日経過後に解約する場合、アドビのサブスクリプション条件および解約条件によると以下のように解約料金が請求されます。


(Adobe Creative Cloudの年間契約の月々払いにおいて)契約残存期間の料金の50%が一括払いで請求され、サービスはその月の請求期間の終わりまで継続されます。


(Adobe Creative Cloudの年間契約の一括払いにおいて)14日が経過してから解約する場合、料金は返金されず、サービスは契約期間にわたって継続されます。


フォトプランに限らず、Adobeの年間プラン(特に月々払い)の途中解約はユーザー側にデメリットになるので契約前に把握しておくことが大切です。解約条件ついて詳しくはAdobe公式ページ内にある「Creative Cloud、Document Cloud、およびAcrobat」の欄から確認できます。



3.単体プランではAdobe Frescoが使える


Photoshop単体プランを契約すると、ペイントソフトであるAdobe Frescoが付いてきます。Photoshop単体プランと言いながら、実際にはPhotoshopのみならずAdobe Frescoも使えるという単体プランの大きなメリットですが、意外と知られていません。




単体プランの内容にはAdobe Frescoプレミアム版が含まれているのに対し、フォトプランにはAdobe Frescoが付きません。画像編集に加えて、お絵かきも楽しみたい人にはPhotoshop単体プランがおすすめ。ちなみにAdobe FrescoはiPadやiPhoneで主に使われます。



4.フォトプランは一般利用者の集客向け


これは完全にAdobe側の視点になるのですが、Adobeのプランの中でもフォトプランはユーザー側にメリットが異様に高く設定されています。プラン内容の充実度に対して価格が低すぎるのは”ロスリーダー”というマーケティングの手法が使われているからだと考えます。

ロスリーダーとはマーケティング用語の一つで、企業が集客を目的として採算を度外視して極めて価格が安く設定されたサービス/商品を指します。よく「Adobeは価格が高い」と言われますが、もともとAdobe製品は教育機関や企業といった法人をターゲットにされてきたからです。

それがAdobeの方針転換で、より多くの一般ユーザーをターゲットにして集客するべくフォトプランが開始されました。Adobeとしてはユーザーをフォトプランからコンプリートプランへ繋げるための戦略として、フォトプランの価格をあえて低く設定していると推測します。



Photoshop契約前に知っておきたいこと


Photoshopを契約する前に知っておきたいデメリットについては以下の記事で解説しています。ちなみにフォトプランはもともと価格が低いので、Adobeセール期間中でも基本的には安くならないです。


Photoshopは誰でも無料で7日間体験することが出来ます。まだ1度も利用したことがない場合は、契約前に1度試してみてください。


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よくある質問


以上、フォトプランの方が安い理由とPhotoshop単体プランとの違いを解説しました。よくある質問についてもまとめたので興味があればチェックしてください。


Q:フォトプランと単体プランのPhotoshopは同じ機能ですか?

A:はい、フォトプランと単体プランで使えるPhotoshopは全く同じ機能です。共通のソフトウェアなので、フォトプランが安いからPhotoshopの機能に制限があるといったことは一切ありません。


Q:フォトプランか単体プランを契約すればAdobe Fontsを使えますか?

A:はい。フォトプランに限らず、Creative Cloudにあるどれかを契約すればAdobe Fontsがフルで活用できます。無料会員だとAdobe Fonts一部のみ利用可能です。


Q:どうすれば体験版またはプランを解約できますか?

A:Adobeの解約は、マイページのログイン後に「プランと支払い」→「プランを管理」から行えます。詳しいやり方はAdobe公式ページから確認できます。



Natchan

ゲームが好きなグラフィックデザイナー。複数のサイトを運営中。子どもの頃からPCゲームで遊んでました。1番最初に遊んだのはSecond Life。デザインとは飽きない程度に関わっていくつもり。詳しくはこちら

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