Unity各ライセンスプランのメリットとデメリットを比較&解説


Unity(ユニティ)の各ライセンスプランのメリットとデメリットを比較しました。これからUnityを始めたい人、本格的なゲーム開発をする人、Unityのサブスクを契約しようか迷っている人におすすめの内容です。無料・Plus・Proの違いをそれぞれ解説します。
最終更新:2024/02/28
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Unity各プランを比較


追記(2024年2月):Unity Plusプランは2023年9月に廃止されました{alertWarning}

Unityの各プランを比較した表を以下に載せます。無料版PlusProの3つのプランで出来ることと出来ないことをまとめました。※無料版=Unity Personalです


Unity各プランの比較表

※デバイス展開とは、SwitchやXboxなどの家庭用ゲーム機へ展開することを意味します

※マネタイズとは、ゲームにアプリ内課金またはUnity Adsを導入することで開発者が収益化できるシステムです

Havok Physicsとは、物理エンジンを意味します

※2023年8月時点の情報です


追記(2023年10月):2023年9月22日にUnity Runtime Feeが更新され、無料版であるUnity PersonalにおいてUnityへのクレジット表記が任意となりました。詳しくはこちらの記事で解説。{alertInfo}



Unity無料版のメリットとデメリット


利用条件:

過去12ヵ月の売上または調達資金が10万ドル以下の個人開発者および小規模企業。10万ドルとは、1ドル140円とすると約1400万円ほどの額になります。詳しくは公式ページを参照してください。


メリット:

  • 最新版のUnityが利用可
  • 広告や課金で収益化できる


デメリット:

  • Unityのロゴが削除不可
  • 家庭用ゲーム機へ展開不可
  • テクニカルサポートなし


こんな人におすすめ:

  • Unityを練習したい人
  • 無料でゲーム開発したい人


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追記(2023年10月):スプラッシュスクリーンの編集が可能になったことで、Unityのロゴを削除可能になりました。また、売上上限が10万→20万ドルへ引き上げられました。{alertInfo}



Unity Plusのメリットとデメリット


利用条件:

過去12ヵ月の売上または調達資金が20万ドル以下の場合。20万ドルとは、1ドル140円とすると約2800万円ほどの額になります。詳しくは公式ページを参照してください。


メリット:

  • 最新版のUnityが利用可
  • Unityのロゴが削除可能
  • 広告や課金で収益化できる
  • CLOUD DIAGNOSTICSが利用可*


デメリット:

  • 家庭用ゲーム機へ展開不可
  • テクニカルサポートなし


こんな人におすすめ:

  • 本格的にゲーム開発したい人
  • 自社のロゴを表示させたい人
  • 年間売上見込が2500万円超える人


CLOUD DIAGNOSTICSとは、バグやエラーを迅速に解決するための分析レポートツールです。すべてのプランで利用できますが、Unity PlusUnity Proではリアルタイムで監視できる高度なシステムが導入されています。{alertSuccess}


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Unity Proのメリットとデメリット


利用条件:

Unity Plusと同じく、過去12ヵ月の売上または調達資金が20万ドル以下の場合。詳しくは公式ページを参照してください。


追記(2023年10月):Unity ProはUnity Runtime Feeプログラムの対象となります。詳しくはこちらの記事で解説。{alertInfo}


メリット:

  • 最新版のUnityが利用可
  • Unityのロゴが削除可能
  • 広告や課金で収益化できる
  • CLOUD DIAGNOSTICSが利用可
  • 家庭用ゲーム機へ展開可
  • テクニカルサポート付
  • パートナーアドバイザー付
  • バグ修正の代行


デメリット:

  • ソースコードのアクセス不可


こんな人におすすめ:

  • ゲーム開発のプロ
  • 家庭用ゲーム機へ展開したい人
  • 高い売上目標を掲げる法人
  • 手厚いサポートが欲しい人


パートナーアドバイザーとは、マンツーマンのサポートでリスクを特定し、社内チームとの調整役を担うだけでなく、質問に回答することで支援するUnity公式によるアドバイザーです。{alertSuccess}


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最後に



以上、Unity各ライセンスプランのメリットとデメリットを比較して解説しました。

初めてのゲーム開発なら無料版でも十分だと思いますが、開発者または開発企業として、世の中の人に選ばれる作品を目指し、年間20万ドル以上の売上を目指すのであればUnity Proから始めるのがおすすめです。


これからUnityを学ぶ人には以下の記事もぜひ!




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Natchan

ゲームが好きなグラフィックデザイナー。複数のサイトを運営中。子どもの頃からPCゲームで遊んでました。1番最初に遊んだのはSecond Life。デザインとは飽きない程度に関わっていくつもり。詳しくはこちら

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